朝はタスクに追われ、昼は座りっぱなし、夜はスマホを見ながら気づけば深夜。
そんな毎日のなかで「ちゃんと休めていないな」と感じていませんか?

今回は、ヨガにアロマをプラスするとすっごくいいんだよー!というお話です。
アロマヨガは、香り(アロマ)× 呼吸(プラーナ)× やさしい動き(ヨガ)を重ねて、心身をふわっとほぐすセルフケア。しかも、5分からでOK。香りをスイッチにすると現在に集中しやすくなり、短時間でも満足度が高まります。
「痩せるだけ」じゃなく心もゆるむヨガにすると、続けやすくて気持ちも明るくなります。



こんにちは!ヨガライターのまゆりです。
プロフィール
・ヨガと食事の工夫で、健康的にマイナス10キロ達成。
・アロマテラピー検定1級所持
・編集やライター業の経験を活かして、大好きなヨガの魅力や効果を分かりやすくお伝えします!
初めての方でも迷わないよう、私の体験談を交えつつ、以下のポイントを丁寧にお伝えします。 ・あなたに合うアロマの見つけ方 ・アロマヨガの始め方 |



私はよくフレーバーライフさんでアロマオイルを購入しています。
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1.【診断付き】あなたにぴったりのアロマオイルの選び方


アロマオイルとの出会いは、社会人3年目のある日でした。
事務職で一日中パソコンとにらめっこ。肩はガチガチ、人間関係にも少し疲れ気味で、気持ちが沈みがちな毎日――。
そんな帰り道、デパートの通路でふわっと良い香りが。思わず足を止めると、そこには「生活の木」。ディフューザーから漂う香りに包まれた瞬間、胸のあたりがスッと軽くなって「香りって、こんなにも気分を変えてくれるんだ!」と驚きました。精油を選ぶのは初めてだったので店員さんに相談。「リラックスしたいんです」と伝えると、やさしくおすすめしてくれたのが「オレンジ」でした。



小さなボトルとの出会いが、私のセルフケアの始まりになりました。
1-1. アロマヨガで使える基本のアロマオイル10選


実際に香りを確認して選んでみる方法を解説します。最初の一本は「香りの好み」で選んで大丈夫。効果効能に縛られすぎず、深呼吸が気持ちよく続く香りを目安に選びましょう。ここでは、アロマヨガと相性の良い10種を目的別にまとめます(いずれも100%精油=エッセンシャルオイルを想定)。
リラックス系
ラベンダー | やわらかく落ち着く定番。就寝前やクールダウンに。 |
カモミール | フローラル系で甘く華やかな香り。緊張をふっと緩めたい夜に。 |
ゼラニウム | 華やかで気分を整える香り。感情の波が気になる日に。 |
リフレッシュ系
ペパーミント | 頭をクリアに。朝のスイッチ入れや集中前に。 |
ユーカリ(ラディアータ) | 呼吸の通りを意識したい時に。胸を開くポーズと好相性。 |
レモングラス | キリッと爽快。だるさや停滞感をリセットしたい昼に。 |
バランス調整系
クラリセージ | 女性特有のゆらぎに寄り添うハーバル調。妊娠中は使用を避けるか専門家に相談を。 |
フランキンセンス | 深い呼吸へ導くウッディ系。瞑想・陰ヨガにぴったり。 |
ベルガモット | 明るく前向きに。肌に塗った直後は強い日差しを避けて。 |
体を温める系
ジンジャー | ぽかぽか温感のスパイシー。冷えが気になる日のほぐしに。 |
ミニルール
・ディフューザーは2〜4滴から。ティッシュやアロマストーンなら1滴で十分。
・肌に使う場合は必ず植物油で希釈(目安1%:10mlに2滴)。目や粘膜は避けましょう。
・柑橘系の一部は光感作に注意(ベルガモットなど)。日中の外出前は拡散のみ推奨。
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1-2. 【簡単診断】今のあなたに必要なアロマはどれ?
「なんとなく不調」を4つの切り口でチェック。
当てはまるものが多い香りを、今日の相棒に選びましょう。



トップページに診断ツールもあるので、ぜひ試してみてくださいね。


① 疲労度チェック
眠気・頭がぼんやり | ペパーミント/レモングラス |
体が重い・だるい | レモングラス/ユーカリ |
冷えやすい・こわばる | ジンジャー+ラベンダー(ブレンド) |
② ストレス度チェック
イライラが続く | ラベンダー/ゼラニウム/ベルガモット |
不安・考えが止まらない | フランキンセンス/ラベンダー |
気分の波・情緒不安定 | ゼラニウム/クラリセージ |
③ 体調チェック
鼻やのどが気になる | ユーカリ/ペパーミント |
胃が重い・食欲不振 | レモングラス |
生理前後のつらさ | クラリセージ/ゼラニウム(妊娠中は使用を控える) |
④ 時間帯チェック
朝 | ペパーミント、レモングラス(目覚め&集中) |
昼 | ユーカリ、ベルガモット(気分転換) |
夜 | ラベンダー、フランキンセンス、ゼラニウム(鎮静・内省) |
冷える夜 | ラベンダー、フランキンセンス、ゼラニウム(鎮静・内省) |
使い方のコツ
朝は「ティッシュ1滴→深呼吸3回」、昼は「アロマストーンでデスクに」、夜は「ディフューザーで部屋全体をやさしく」。強く香らせすぎないほうが呼吸は深まります。
1-3. 年代別・悩み別アロマ選びガイド
同じ“忙しい”でも、年代ごとに抱えるテーマは少しずつ違います。ライフスタイルに合わせて、香りの使い分けをしてみてくださいね。
20代向け|デスクワーク疲れ・ストレス・美肌気分


長時間のPCで首肩がガチガチ、頭は常にフル回転。まずはリフレッシュ→鎮静の順で切り替えを。



就職してまだ間もないころ。初めての業務も多く、緊張することも多いですよね。
午前:ペパーミントでシャキッと3呼吸→背伸び&キャット(猫のポーズ)で肩周りを解放。
夕方:ベルガモット+ラベンダーを1:1で拡散→前屈とやさしいツイストで目と頭を休ませる。
スキンケア時間はゼラニウムの香りで気分を上げて。
30代向け|育児・家事・仕事の両立、ホルモンバランス


オンオフの切り替えが難しい時期。香りで“境目”を作りましょう。



初めての育児が始まり、戸惑うことも。スキマ時間で自分をいたわって。
・家事前のやる気スイッチ:レモングラスで深呼吸→太陽礼拝を2〜3回。
・夜の整え:ゼラニウム or クラリセージで呼吸を深く→仰向けの合せき&ハッピーベイビーで骨盤まわりをやさしく。
・眠りの準備:ラベンダーを枕元のストーンに1滴→腹式呼吸でクールダウン。
妊娠中はクラリセージを避け、ゼラニウムやラベンダーなど穏やかな香りを。
40代向け|更年期のゆらぎ・メンタルケア・エイジング意識


内側の変化にやさしく寄り添う穏やかな深みのある香りを。



しんどさは見えない努力の証。まずは痛みよりも自分のやさしさに気づいて。
・朝の安定:フランキンセンスで胸を開く→椅子のポーズは“浅め”で呼吸優先。
・日中の気分の波には:ベルガモットを1滴ハンカチに→呼吸のリズムを整える。
・夜の内省:フランキンセンス+ラベンダーで拡散→仰向けでボディスキャン&短い瞑想。
・冷えが強い日は:ジンジャーを足湯に1滴(植物油で溶いてから)→足首回しと前屈で巡りを意識。
ベルガモットは日中の肌塗布直後の外出は避けましょう(拡散使用はOK)。
安全メモ(はじめてさん向け)
・精油は薄く・短く・様子を見ながら。香りが強いと逆に呼吸が浅くなります。
・小さなお子さん・妊娠中・持病のある方は、使用前に専門家へ相談を。ミントやユーカリは刺激を強く感じることがあります。
・“合わない”と感じたら、無理に今日の香りに固執せず、好きな香りに切り替えるのがいちばんの近道。
2.【超初心者向け】アロマヨガの始め方 完全ガイド
お気に入りの精油は見つかりましたか?では、さっそくアロマヨガを始めましょう。
2-1. 予算1,000円から!必要なアイテムとコスパの良い選び方



まずは“今日からできる”を合言葉に、手持ちの道具で始めましょう。
最低限は 「香りをのせるもの・呼吸しやすい空間・体が痛くない床」 の3つだけ。
最低限必要なもの3つ


- 精油(エッセンシャルオイル)1本
第1章の診断で選んだ香りでOK。まずは5ml〜10mlの小瓶から。





上記の精油は私が実際に使っている精油です。ベルガモットがお気に入り。
- 香りをのせるもの
ティッシュやハンカチで十分。1滴たらして顔から30〜50cmほど離して置きます。


- 動きやすいスペース
畳1枚分ほど。滑る床なら、バスタオルを二つ折りにして敷けばOK。
ヨガマット不要の代替案
・フローリング→バスタオルを二重に。膝をつくポーズが快適になります。
・カーペット→薄手タオルを重ねて“汗よけ”に。ポーズ後の片付けが楽。
100均でも買えるアロマグッズ
・素焼きのアロマストーンや小皿:1滴でほのかに香るので、呼吸が深まりやすい。
・遮光ボトルやロールオン容器:ブレンドオイル作りに便利。
長く使えるおすすめアイテム(買い足すなら)


・超音波ディフューザー:夜のリラックスタイムに部屋全体をやさしく香らせるのに最適。
・ヨガブロック/ストラップ:体の硬さに関係なく“ちょうどいい位置”を作れるので、呼吸が安定します。
ミニTIP:香りは「少ないほど呼吸が深い」が合言葉。強い香りは集中を妨げることも。まずは1滴から試して、足りなければ1滴ずつ追加しましょう。



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2-2. アロマヨガの基本的なやり方


強く香らせるより、コントロールできることが大切。ティッシュ1枚でも十分に効果は出ます。シーンに合わせて使い分けられる4つの香らせ方をチェックして、今日から無理なく取り入れてみましょう。
香りの香らせ方(4つ)
1.ティッシュ/ハンカチ:1滴→マットの先に置く。場所を変えやすく失敗が少ない。
2.アロマストーン:デスクやサイドテーブルに。ふわっと香りを保ちやすい。
3.ディフューザー:水+2〜4滴。就寝前や長めの練習に。
4.蒸気吸入(カップ法):マグカップの熱めの湯に1滴→鼻口を近づけずに遠くから3呼吸。
※ロールオン(肌塗布)は植物油で1%以下に希釈が基本。目・粘膜は避け、パッチテストを。
基本の呼吸法(今日から使える2パターン)


・6秒吐いて4秒吸う(延長呼気):副交感神経が優位になりやすく、夜に最適。
・4-4の均等呼吸:朝や仕事前のリセットに。回数は“気持ちよく続く範囲”でOK。
呼吸の合図は「香りを感じながら、鼻で吸って、鼻で吐く」。胸・みぞおち・下腹が順番にふくらむのを観察します。
初心者におすすめの簡単ポーズ5選
- キャット&カウ(背中の波打ち):背骨をしなやかに。呼吸の連動が体感しやすい。


- チャイルドポーズ:深い呼気を誘う休息ポーズ。香りを近くに置くと◎。


- 座位のツイスト(楽なあぐら):内側のこわばりをほどく。吐く息に合わせて深める。


- 前屈(膝ゆるめ):背面をのびやかに。もも裏が硬い人は膝をしっかり曲げる。


- 仰向けツイスト:1分キープで“脱力スイッチ”。右・左を均等に。
※椅子でも代用可:背もたれツイスト、座位前屈、足首回しなど“座ったまま”の動きで十分効果的。


安全に行うための注意点
・痛みが出る角度には入らない。「気持ちいい一歩手前」でストップ。
・ミントやユーカリは刺激が強いと感じる人も。子ども・妊娠中・持病がある場合は使用前に専門家へ。
・柑橘系の一部(ベルガモットなど)は光感作に注意。肌塗布直後の強い日差しは避ける。
・めまい・頭痛を感じたら、ただちに換気+香りを遠ざけて休みましょう。
2-3. 時間帯別おすすめアロマヨガプログラム
タイミングに合わせて香りを替えるだけで、ヨガの効果はぐんと実感しやすくなります。ここからは、朝5分・昼10分・夜15分の3本立て。ティッシュ1枚や椅子があればOKの、今日から真似できる“整うレシピ”です。


朝(5分)|目覚めスッキリプログラム
香り:ペパーミント or レモングラスをティッシュに1滴。
0:00–0:30 香りを1呼吸ずつ感じる→背伸び。
0:30–2:00 均等呼吸(4-4)+キャット&カウ8往復。
2:00–4:00 椅子 or 立位でミニ太陽礼拝(前屈→半分起き→前屈→起き上がるを2〜3回)。
4:00–5:00 胸開き(手を後ろで組む or ドア枠ストレッチ)→今日の一言を心で唱える。
ポイント:短くても呼吸が整えば勝ち。目の前の1タスクが軽くなります。


昼(10分)|リフレッシュ&リセットプログラム
香り:ユーカリ or ベルガモットをアロマストーンに1〜2滴。
0:00–2:00 首回りと肩のリリース(耳に肩近づけ→反対、肩すくめ→ストン)。
2:00–5:00 座位ツイスト→体側のばし→胸開き(各30秒〜1分)。
5:00–8:00 立位前屈(膝ゆるめ)→半分起き→前屈を2セット。
8:00–10:00 延長呼気(6吐→4吸)で仕上げ。
ポイント:画面から3m離れるだけでも目と脳が休まります。香りは弱めでOK。


夜(15分)|深いリラックス&安眠プログラム
香り:ラベンダー or フランキンセンス(ディフューザー2〜3滴)。
0:00–3:00 仰向けでボディスキャン+延長呼気。
3:00–8:00 バタフライ(足裏合わせ・上半身前に倒す→もしくは仰向け)各2分。
8:00–12:00 仰向けツイスト左右(各2分)→膝抱え。
12:00–15:00 壁に脚を上げる/椅子にふくらはぎをのせる2〜3分→横向きになって終了。
ポイント:終わったらスマホは見ない。入眠儀式=香り+呼吸+静けさを毎晩同じ順で。
3. なぜ今「アロマヨガ」が忙しい女性に必要なのか?


朝から夜まで、仕事と通知に追いかけられて、帰宅したら冷蔵庫の明かりだけ…。



「自分のための3分すらない」って、ため息が出る夜はありませんか?
そんな私たちにこそ、香り×呼吸×やさしい動きのアロマヨガ。新しい習いごとを増やすんじゃなくて、いつもの時間に“1滴の余白”を足すだけ。ベッドサイドのボトルを開けて香りを吸い、吐く息をほんの少し長く。肩と背中をゆるめる——それだけで、張り詰めた気持ちが静まり、ズレていた体と心が同じ方向を向き始めます。
「忙しいからこそ、短くていい。」3分のセルフケアは、明日の私への投資。
予定にも人間関係にも振り回されない、機嫌のいい自分を取り戻しましょう。
3-1. アロマヨガの3つの優位性


時短
香りは“瞬時のスイッチ”。ボトルを開けた途端、鼻から入った情報が脳へダイレクトに届き、思考が散らかった状態から「今ここ」へと戻りやすくなります。ティッシュに1滴、均等呼吸を4回。それだけで肩の力が抜け、視界がスッと広がる感覚が生まれます。5分でも体感が出るのは、この早さがあるから。
効果
香りは心へ、呼吸と動きは体へ。情動(気分)と自律神経、姿勢や筋肉——別々のルートに同時アプローチできるのが強みです。呼吸が整うと胸郭が広がり、背すじが自然に伸びる。姿勢が整うと気分も持ち上がる。この“良い連鎖”が短時間でも手応えを感じやすくします。
継続性
好きな香りは、それだけで小さなご褒美。「ヨガしなきゃ…」ではなく、「香りを置こう」から始めると、腰が軽くなるんです。準備はボトルとティッシュだけ。ハードルが低いほど、人は続けやすい。三日坊主を抜け出すコツは“最小の一歩”を毎日積むことにあります。
習慣化の仕組み
「香り(合図)→呼吸(行動)→スッキリ感」の小さなループを日常の決まった瞬間に結びつけます。歯みがき後に1滴、PC起動前に1滴、寝室の照明を落としたら1滴。視界に入る場所にアロマストーンを置き、ボトルは“取り出しやすい定位置”へ。合図が増えるほど、行動は自動化します。
3-2. 科学的根拠に基づく効果の説明


私たちの嗅覚は、視覚や聴覚よりもショートカットで脳の感情や記憶に関わる「大脳辺縁系」へ届きます。だからこそ、ラベンダーに多いリナロールやユーカリのシネオールのような香り成分が、落ち着きやすさや呼吸のリズムに影響を与えやすいのです。
一方で、“ゆっくり吐く”呼吸は迷走神経を介して副交感神経を優位にし、心拍や筋緊張を穏やかにします。やさしいヨガの動きは胸まわり・背中・骨盤周辺のこわばりをほぐし、血流を促します。
このとき体の内側では、
香り(情動) × 呼吸(自律神経) × 動き(体性)
が同時に働き、短時間でも“心身の同時リセット”が起きやすくなる——これがアロマヨガの相乗効果。たとえば、ペパーミント1滴+均等呼吸4回+キャット&カウ8往復。わずか数分で「気分が整う→姿勢が整う→集中が戻る」という実感が得やすくなります。
※医療行為ではありません。持病・妊娠中・服薬中の方は、主治医や専門家に相談のうえ、無理のない範囲で行ってください。(妊娠中はクラリセージなど一部の精油は避けるのが一般的です)
3-3. 現代女性の悩みとアロマヨガの解決力


ストレス社会での心のケア
通勤、家事、育児、介護、そして仕事の締切。脳がマルチタスクでフル回転していると、夜になっても神経がオフに切り替わりにくいもの。そこで、就寝前はラベンダーやフランキンセンスをディフューザーに2〜3滴。仰向けでボディスキャンしながら、吐く息長めの呼吸を3分。最後にチャイルドポーズを2分。翌朝の“頭の軽さ”が違ってきます。
在宅ワークによる体の不調
座りっぱなしは呼吸が浅くなり、肩甲帯や肋骨まわりが固まりがち。昼休みの最初の10分で、ユーカリやベルガモットをアロマストーンに1〜2滴。首・肩のリリースから体側伸ばし、座位ツイストで胸郭を広げ、最後に吐く息を長めに整える。オンライン会議前でも服を着替えずにできる“姿勢リセット”です。
忙しい毎日での自分時間の確保
時間は“見つける”より“決める”が近道。朝はミント系でスイッチオン(均等呼吸→キャット&カウ)、昼はユーカリでリフレッシュ(肩首リリース→軽い前屈)、夜はラベンダーでクールダウン(バタフライ→仰向けツイスト→脚上げ)。それぞれ5〜15分の小さなルーティンでも、睡眠の質・感情の安定・翌日の集中力まで土台から底上げしてくれます。
「香りを置く→呼吸を整える→少しだけ動く」——この3ステップを、あなたの1日の“決まった瞬間”に重ねるだけ。忙しい日ほど、アロマヨガの小さな積み重ねが効いてきます。
4.【体験談】おうちヨガでのわたしのアロマの使い方


ここでは、私が実際に「おうちヨガ」で香りをどう使っているか、飾らずにお話しします。



ポイントはただ一つ——1滴でモードを切り替えること。
朝はベッドサイドで深呼吸、昼はPC横のアロマストーンでリセット、夜はディフューザーでとろけるようにクールダウン。特別な準備は要りません。ボトル、ティッシュ、そして3分の気持ち。
正直、最初は濃くしすぎて「うっ」となったり、忙しさに負けて飛ばしてしまった日もありました。それでも、香り→呼吸→やさしい動きの小さな流れを“生活のスキマ”に置いていくうちに、肩のこわばりがほどけ、イライラの波も穏やかに。続けるコツは少量・遠め・短時間、そして「気持ちいいところでやめる」こと。
この章では、私のリアルな使い分け(香り・タイミング・ミニルーティン)と、うまくいかなかった日のリカバリー方法までまとめてご紹介します。あなたの暮らしにもフィットする“1滴の余白”が、きっと見つかるはずです。
4-1. アロマヨガを始めたきっかけ 〜コロナ禍で見つけた5分の避難場所〜
在宅ワークが増えて、気づけば朝から夜まで椅子の上。肩はガチガチ、頭は常にオン。そんな時、友人に「1滴で切り替わるよ」とラベンダーを手渡されました。半信半疑でティッシュに1滴、チャイルドポーズで3呼吸——それだけで、胸のつかえがすっと下りた感覚になりました。
「長くやらなくていい。5分でいい」と決めたら続きました。香りが合図、呼吸が行動、スッキリ感が報酬。この“小さな勝ち”が毎日の楽しみになっていきました。
4-2. 私のお気に入りアロマオイル5選とその使い分け
「何を使えばいい?」に答える私的ベスト5。どれも手に入りやすく、1滴でOK。時間帯や気分に合わせた呼吸とポーズもセットだから、読んだらすぐ真似できます。
4-2-1. 朝の目覚めに「ペパーミント」〜頭スッキリ、やる気スイッチON〜




使い方:ティッシュに1滴。デスクの端に置いて、均等呼吸(4秒吸って4秒吐く)を6〜8回。
合わせるポーズ:キャット&カウ→立位のハーフリフト(半分起き上がる)を2セット。
実感:視界が開ける感じ。メールの1通目に取り掛かるスピードが上がり、午前中の集中が続きます。刺激を強く感じる日は、ミントをレモングラス1滴で割るとマイルドに。
4-2-2. 仕事の合間に「ラベンダー」〜イライラをリセット、思考の整頓〜




使い方:アロマストーンに1滴。椅子に座ったまま肩すくめ→ストンを3回、延長呼気(6秒吐いて4秒吸う)で1分。
合わせるポーズ:座位ツイスト→前屈(膝は緩める)。
実感:判断が丁寧に戻ります。作業効率もさることながら、言葉選びがやさしくなるのを実感。
4-2-3. 夜のリラックスに「ゼラニウム」〜女性らしさを取り戻す香り〜




使い方:お風呂上がり、1%(10mlの植物油に精油2滴)のロールオンを手首に軽く。
合わせるポーズ:仰向けの合せき(バタフライ)→ハッピーベイビー→ボディスキャン。
実感:気分の波が整い、眠りの“落ちるまで”が短く。肌のケア時間がちょっとしたご褒美に変わります。
4-2-4. 生理前の不調に「クラリセージ」〜PMSの救世主〜




使い方:ディフューザーに2滴、寝室でやさしく拡散。腰・仙骨まわりに湯たんぽ。
合わせるポーズ:仰向けツイスト→膝抱え→壁脚上げ。
実感:イライラの角が丸くなり、腰の重だるさが軽減。妊娠中は使用を避けるor専門家に相談を。
4-2-5. 疲れが溜まった週末に「ユーカリ」〜心身のデトックス〜




使い方:マグカップの熱めの湯に1滴(顔は近づけすぎない)。遠くから3〜5呼吸の蒸気吸入。
合わせるポーズ:ダウンドッグ↔前屈のゆるいフロー→胸を開くストレッチ。
実感:呼吸の通りがよくなり、背中の張りがほどけます。家事を再開する元気が戻る“切り替えボタン”。
ミニTIP:香りは弱く長くが基本。強く香らせるほど、呼吸は浅くなりがちです。
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4-3. 失敗から学んだ!アロマヨガの注意点とコツ
アロマヨガは“強さ”より“やさしさ”。同じ1滴でも、その日の体と心の状態で感じ方は変わります。



私も最初は「香りを足せば効く」と勘違いして、逆に不調を招いたことが…。
ここでは、実際の失敗から見えたやってはいけないポイントと、今日から試せるうまくいくコツをまとめました。
合言葉は「呼吸が主役、香りは伴走」。最小限の滴数と観察力で、ポーズの質とリラックス感はぐっと上がります。
※妊娠中・授乳中、持病がある方、乳幼児・ペットがいる環境では使用可否や濃度に注意し、異変を感じたら中止しましょう。
4-3-1. やってしまった失敗談
・原液を肌に直塗りしてピリピリ。必ず植物油で1%以下に希釈。初回はパッチテストを。
・香りが強すぎて頭痛。焦って滴数を増やすと逆効果。まずは1滴、物足りなければ+1滴。
・安価すぎるオイルで効果薄。100%エッセンシャルオイルを選び、合成香料は避けると体感が安定。
4-3-2. 私なりに見つけた成功のコツ
・“置き場所”で成功率が変わる:マット先端 or デスク右上など“毎回同じ位置”に。合図化されます。
・呼吸が主役、香りは伴走:香りを感じたら“まず吐く”。吐く息を長くすると体が勝手に緩みます。
・その日の体調に合わせて入れ替え:ミントが刺さる日はベルガモット、気持ちが沈む日はフランキンセンスへ。
・朝・昼・夜の“定位置ルーティン”:朝は洗面台、昼はPC横、夜はベッドサイドに1本ずつ常備。
・呼吸が主役、香りは伴走:香りを感じたら“まず吐く”。吐く息を長くすると体が勝手に緩みます。
香りをキャッチ→4〜6カウントで吐き切る→自然に吸う。これを3サイクル。吐く息を1〜2カウントだけ長くするだけで自律神経がゆるみ、ポーズに入る前から体のブレーキが外れます。“においを追いかけない、呼吸を感じる”が合図。
その日の体調に合わせて入れ替え:ミントが刺さる日はベルガモット、気持ちが沈む日はフランキンセンスへ。
“今日の一本ルール”で迷いを減らします。
刺激に敏感 | ベルガモットやラベンダー |
沈みがち | フランキンセンス(深い呼吸のスイッチ) |
鼻が重い | ユーカリ・ラディアータ |
イライラ | ゼラニウム |



同じ精油でも“日により合う・合わない”は普通。遠慮なく差し替えましょう。
朝・昼・夜の“定位置ルーティン”:朝は洗面台、昼はPC横、夜はベッドサイドに1本ずつ常備。
朝(洗面台×ペパーミント) | 1滴をティッシュに。キャット&カウ→ハーフリフトを各2セット。視界と背面が目覚めます。 |
昼(PC横×レモングラス) | 1滴で首・肩回し60秒+胸開き。午後の集中を延長。 |
夜(ベッドサイド×ラベンダーorフランキンセンス) | 1滴で前屈ゆらし30秒→壁脚(ヴィパリタ・カラニ)2〜3分。睡眠の深さが安定。 |
4-4. 季節ごとの私のアロマヨガルーティン


季節が変われば、体と心の“基準温度”も変わります。同じポーズでも、効く香り・効くタイミングを少し入れ替えるだけで体感はぐっと快適に。ここでは、春夏秋冬それぞれのよくある不調(環境変化/温冷差/乾燥/冷え)に合わせた、私の朝・昼・夜のミニルーティンを公開します。
合言葉は「1滴から/呼吸優先/3分で完了」。ティッシュやアロマストーンを使えば準備いらず、忙しい日でも“香り→やさしい連動ポーズ→30〜60秒の余韻”で整います。
春(3–5月)〜新生活のストレス対策〜
メインはベルガモット。夕方に1滴で気分を明るく。胸を開くポーズや座位ツイストで“呼吸の通り道”を確保。環境変化でソワソワする日は、仕上げにフランキンセンスを1滴足して落ち着きをプラス。
夏(6–8月)〜暑さ疲れと冷房対策〜
午前はレモングラスでシャキッ、夜はジンジャーの足湯(植物油に落としてから)で温冷差ケア。ねじり系と前屈を短くつなぐと、胃腸の重さが軽くなります。汗でベタつく日はディフューザーよりティッシュ1滴で十分。
秋(9–11月)〜乾燥対策と心の安定〜
フランキンセンスで呼吸を深く。瞑想3分→仰向けツイスト→脚上げの流れで、夏の疲れをリセット。肌が揺らぐ日はゼラニウムをほんのり足して、スキンケア時間とリンク。
冬(12–2月)〜冷え性改善と免疫ケア〜
朝はジンジャー+やさしい太陽礼拝で温め、昼はユーカリで胸を開いて巡りをキープ。夜はラベンダーで延長呼気→ボディスキャン。加湿器と併用すると喉がラク。外出前の柑橘の肌塗布は日差しに注意。
4-5. アロマヨガを1年続けて変わったこと


1年つづけて分かったのは、劇的な“ビフォーアフター”よりも、毎日の小さな快適の積み重ねが暮らしを静かに作り替えるということ。香りは主役じゃないけれど、1滴と1呼吸が合図になって、体はこる前にゆるみ、心は波にのまれにくくなり、習慣は自然に整う――。



ここでは、その変化を「体・心・生活習慣」の3つの視点で、リアルに振り返ります。昨日より少し整う。その繰り返しが、1年後の“わたしの基準”を更新してくれました。
4-5-1. 体の変化
肩こりが“痛み”になる前にほぐせるように。呼吸が深くなり、寝つきが早くなりました。生理前の腰回りの重さも、香り+仰向けツイストで「自分で調整できる」感覚に。



実は私は喘息もちで、咳をしずめる作用があると言われる「ティートリー」の精油がお気に入りです。通院やお薬はきちんと続けながら、香りをそっと取り入れると、ふっと呼吸がラクになる気がします。(あくまで私の体感です)
4-5-2. 心の変化
イライラが起きても、香りを吸って一呼吸おく癖がつきました。感情の波に飲まれにくくなり、落ち込みの“底”が浅くなった実感。小さな変化に気づける余白が増えました。
4-5-3. 生活習慣の変化
朝5分・昼5分・夜10分の“香りタイム”が、予定表の固定枠に。布団を整えるように、香りを置く。そんな小さな儀式が、暮らし全体のリズムを整えてくれています。友人にも勧めたら、「まずは1滴から」の合言葉がちょっとした合図に。
安全メモ
刺激を強く感じたらすぐ換気・中止。持病や妊娠中、服薬中は事前に主治医/専門家へ。ベルガモットなど柑橘の光感作、ミントやユーカリの刺激性にはとくに注意しましょう。
5. 挫折しない!アロマヨガを習慣にする3つのコツ


「続けたいのに、三日目で失速…」——その壁を越える鍵は、大きな根性ではなく“小さな設計”でした。合図は1滴、動きは5分、終わったら自分に一言“よくできた”。この合図→行動→ご褒美のループを回しながら、記録で“見える化”し、時々だれかと分かち合う——それだけで挫折率はぐっと下がります。
ここでは、今日から真似できる「小さく始める」「軽く記録する」「ゆるく共有する」の3ステップで、アロマヨガを“続く習慣”に変える方法をご紹介します。合言葉は、「1滴・5分・褒めて終わり」です。
5-1. 小さな目標設定の重要性
まずは「毎日5分」。短いからこそ“始めるまでの腰の重さ”が消えます。合図はシンプルに——香りを1滴置いたらスタート。これだけで「合図→行動→スッキリ感」のループができます。
完璧は不要。体調が微妙な日は3呼吸だけでも合格に。できなかった日も「連続2日サボらない」を合言葉に、翌日に軽く再開すれば十分です。
達成感を味わう仕掛けも大切。終わったら胸に手を当てて“よくできた”と一言。脳はその小さなご褒美を覚え、次回のハードルが下がります。
習慣化のコツ(置き場所で決める)
朝=洗面台、昼=PCの右上、夜=ベッドサイド。香りの定位置を作ると、迷いが減ります。
5-2. 継続のための記録方法


難しいログは不要。1行日記でOKです。
・1行テンプレ:「香り/時間/今日の体感(10点満点)」
例)「ラベンダー/夜10分/7点:寝つき早い」
・3チェック:①気分(↓↔︎↑)②肩こり(↓↔︎↑)③眠り(↓↔︎↑)を○・△・×でメモ
・週いち振り返り:「よく使った香りトップ3」「いちばん楽だった時間帯」「来週の“試す香り”」
数字にしづらい変化も、言葉にして残すと自分に合う型が見えてきます。たとえば「昼はユーカリで姿勢が整う」「夜はフランキンセンスで呼吸が深い」など、“時間帯×香り”のマイルールを育てていきましょう。
5-3. 仲間との共有でモチベ維持


ひとりで続けにくい人は、ゆるく誰かと共有を。SNSのストーリーズに「#5分アロマヨガ」と1行だけ投稿しても良いし、友人と“同じ香りで同時スタート”も楽しいです。



家族を巻き込むなら、寝る前に“3呼吸だけの家族時間”を。香りを当番制にすると子どもも喜びます。
オンラインコミュニティは、週1回の報告スレや月初の“香り目標宣言”がある場所だと習慣化が加速します。大事なのは“競争”ではなく、続けた自分をほめ合う場にすること。
6. まとめ ー アロマヨガで自分を大切にする時間を
アロマヨガは、香りのスイッチで心がほぐれ、呼吸とやさしい動きで体がほどけるセルフケア。
忙しくても5分あれば十分です。
痩せるためのヨガだとしても、からだにやさしく、いたわる気持ちは大事。
続けるほど、肩のこわばりが「重症化する前」に整い、眠りの質や翌日の集中力がじわっと底上げされていきます。完璧な60分より、小さな5分の積み重ねがあなたの毎日を変えます。
今日からできる最初の一歩


1.好きな香りを1つ選ぶ。(悩んだらラベンダー or フランキンセンス)
2.今日の5分枠を決める。(例:21:30〜21:35)
3.1滴置いて、3呼吸から。 気持ちよければ5分。無理なら2分でもOK。



小さな一歩を、やさしく、淡々と。
明日のあなたが少しだけ軽い——その感覚を、香りと一緒に育てていきましょう。
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